Java Goldに合格したときの勉強についておさらい

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以前、Java Silverの試験を受けて、

Java Silver試験に合格したので勉強方法とかまとめてみた
Java Silver参考書の紫本についてご紹介【試験対策にはまずこの本】

せっかくなのでJava Goldの試験を受けました。そのときの勉強について振り返ろうと思います。

この記事の内容
  • Java Goldについて
  • 勉強時間
  • 学習方法

それではよろしくお願いします。

Oracle Certified Java Programmer, Gold SE 11 認定資格は、設計者の意図を正しく理解して独力で機能実装が行える中上級者向け資格です。Javaアプリケーション開発に必要とされる汎用的なプログラミング知識を有し、設計者の意図を正しく理解して独力で機能実装が行える能力評価することを目的としています。Oracle Certified Java Programmer, Gold SE 11 認定資格を取得するためには、Java SE 11 Programmer II (1Z0-816-JPN) 試験の合格が必要です。

Oracle University Japan-Java SE 11 Programmer II (1Z0-816-JPN) 試験

受験した試験の正式名称は「Oracle Certified Java Programmer, Gold SE 11」です。

前提となる資格

2つのパターンがあり、このどちらかの条件を満たしていれば最新バージョンの試験が受験可能です
・Java Silverに合格している
・古いバージョンのJava Goldに合格している

条件1: Java Silverに合格している

■対象
Oracle Certified Java Programmer, Silver SE [7 or 8 or 11]

条件2: 古いバージョンのJava Goldに合格している

■対象
Oracle Certified Professional, Java SE 6 Programmer または
Oracle Certified Java Programmer, Gold SE [7 or 8]

この場合は、アップグレード試験というものが受験できます。最新バージョンに更新できます。

試験結果レポート

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これが結果です。正解率は77%でした。8割近い正答率なのでそこそこ良い結果だったかなと思っています。

学習時間について

学習時間は110時間で、期間は約3カ月でした。なので一日あたり平均1~2時間くらい勉強していた状況ですね。そう考えると無理なく進められる範囲ではないかと思います。

勉強内容について

試験を受けるまでに実施した内容はこちらです。

実践した内容

  • 紫本の各章の内容を読み込む(一回目)
  • 紫本の章末問題を解く(一回目)
  • 「紫本の章の内容を読み込む→章末問題を解く」を3回くらい繰り返し
  • 黒本の全ての章問題を解く(一回目)
  • 黒本の間違えた問題の解説を理解するまで読み込む(一回目)
  • 「黒本の問題を解く→間違えた問題の解説を理解するまで読み込む」を3回くらい繰り返し
  • 「黒本の模試を解く→解説を読み込む」を3回くらい繰り返し
  • 「紫本の模試を解く→解説を読む」を2回くらい繰り返し
  • 解説を読んでも理解できなかったものについては実際にプログラムを書いて動作を確認する
  • 「黒本の章問題→紫本の章問題→黒本の模試→紫本の模試」と通しで解く

絶対に合格したかったのでやり込みました。こうやって振り返ると少しやりすぎた気がする。

使用した参考書はこれ

オラクル認定資格教科書 Javaプログラマ Gold SE11

「紫本」と言われている本です。内容を大きく分けると「教科書のような内容説明」「章末問題」「模試」の3つになります。

個人的には手元に置いておくと良いと思いますが、「試験に受かる」という観点で考えるとこの紫本はなくても合格はできるかなといった印象です。というのも、この本は「教科書のような内容説明」の部分に力が入っていて、「章末問題」「模試」の部分の解説が簡潔なので、自分が何が理解できていないのか把握するのが難しいという側面があります。また、「教科書のような内容説明」の部分の情報量が多いので読み切るには労力がかかる割に正答率が上がりにくいというのもあります。

徹底攻略Java SE 11 Gold問題集

「黒本」と言われている本です。問題集ということで、問題しかありません。

これは必須で用意すべきだと思います。「問題が実際の試験問題の内容に近い」「解説がものすごく丁寧」という2つの側面から、これを繰り返し使い続ければ試験合格に近づきます。ただし内容を理解せずに問題の丸暗記するだけでは、運次第で落ちてしまうこともありそう。問題の丸暗記を第一段階として、より合格を確実なものにするには、問題の内容を理解するという第二段階まで学習を続けることをおススメします。

まとめ

以上、Java Goldに合格したときの勉強についておさらいしてみました。
とりあえず Java Silver よりは段違いに難しいので、Silverと同じ感覚で臨むとびっくりすると思います。でも応用情報よりは難易度は低いかなという感想です。

Goldの価値についてですが、対外的な部分では特に役立っていると思える場面はないですね。転職活動などでもGoldを持っていることで何かが有利に働いているとは思えなかったです。書類選考等で多少は役に立っているのかも?くらいの感覚。なのでGoldを取得することで、年収アップとか、対外的な部分で何かが劇的に変わるということはそんなにないかもしれないです。SIerとかだったら未経験でもJava案件に参加させてくれるきっかけになるかもしれない。

ですが、この資格を学ぶことによって得られるものは大きいのでJava Silverを取得したのであればGoldまで取得することをおススメします。Javaについて割と深いところまで学ぶことができます。個人的には非常に勉強になったので満足しています。

それではこれで終わります。

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