簿記3級対策で使える問題集をご紹介【合格に近づく】

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簿記3級で使った参考書についてのお話です。
今回ご紹介するのは『みんなが欲しかった! 簿記の問題集 日商3級 商業簿記』です。別売の教科書と同じシリーズの本で、こちらは問題集です。模擬試験も3回分収録されているので十分な試験対策ができます。

>こちらもあわせてどうぞ
知識なしの状態から簿記3級に合格!試験や勉強方法などについておさらいします

この記事の内容
  • 簿記の問題集について
  • この本で勉強した感想

それではよろしくお願いします。

ご紹介するのはこの本。簿記の対策本です。

筆者は試験勉強ではこの本と同じシリーズの教科書を使用しました。

基本情報

  • 著者:滝澤 ななみさん
  • 出版社:TAC出版
  • ページ数:276ページ
  • 本の大きさ:21 x 14.8 x 2 [cm]
  • Web特典:「模擬試験プログラム」「仕訳アプリ」

本の構成

各章の見出し、ページ数、章末問題数をまとめます。

内容問題数
1第1問対策71問
2第2問対策36問
3第3問対策4問
4模擬試験-

第3問対策の問題数は少ないように見えるかもしれませんが、これは表を完成させる問題なので1問の内容が濃いです。

あと、問題ごとに対応する教科書の章番号が記載されているので間違えたときに振り返りがしやすいです。

第1問対策

仕訳問題です。配点が45点と大きいのでしっかりと押さえておきたいところです。

  • 商品売買
  • 現金預金
  • 手形と電子記録債権・債務
  • 有形固定資産
  • その他の取引
  • 決算に関する取引等
  • 伝票の起票

第2問対策

ここの配点は20点です。なので時間がなければ優先度は下げてもよいかと思います。

  • 補助簿の選択
  • 補助簿の選択等
  • 勘定記入
  • 商品有高帳
  • 小口現金出納帳
  • 手形記入帳
  • 売掛金元帳・買掛金元帳
  • 決算仕訳
  • 証ひょうからの読み取り
  • 伝票
  • 仕訳日計表
  • 空欄補充等

第3問対策

ここの配点は35点です。第1問と同じくらい結構大事なところ。

  • 精算表の作成
  • 財務諸表の作成
  • 決算後整理後残高試算表の作成

模擬試験

  • 第1回
  • 第2回
  • 第3回

学習難易度

筆者の感想としては、学習難易度は普通でした。非常に簡単という評価をよく耳にしますが、言うほど簡単ではないというのが感想です。
先に『簿記の教科書』内容を押さえておいたので、あとは解くだけといった感覚でした。実際の試験時間は60分と短いためスピードを意識して問題に取り組みました。早く解こうとすると凡ミスも増えるので繰り返し問題を解き、問題に慣れるよう努めました。

勉強時間

勉強時間は約41時間で、期間は2カ月でした。
教科書と問題集の2冊あわせた勉強時間です。

勉強方法は
1.教科書の各章の内容を読み込む
2.章末問題を解く
3.1と2を繰り返す
4.問題集を解く
6.全問正解するまで繰り返す
7.問題集の模擬試験を解く

この1~7を繰り返しました。

参考までに。

当書を使った感想

筆者の感想をまとめます。

いいね
・問題数が多いので試験対策に良い
・仕訳問題が豊富にあるので基礎が身に付く
・『簿記の教科書』と内容が繋がっているので復習がしやすい
・模擬試験も3回分あるので十分な試験対策ができる
・本の価格が安い

うーん
・モチベーションの維持が難しかった(本は関係ない)
・1問1問が重い(第3問対策とか特に。簿記の問題だから仕方ない。)

まとめ

以上、簿記3級の参考書の『簿記の問題集』についてでした。

学習を進めていくなかで「財務諸表が読めるようになりたい」という当初の目標が達成できたので、それで終わりにしてもよかったのですがせっかくなので資格取得まで続けました。

この資格は独学でも十分に合格可能です。問題を繰り返し解いて素早く解ける力を身に付けてから試験に臨むというのが合格するコツかなと思います。あと、仕訳は確実にできるようにしておきましょう。

それではこれで終わります。

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