Java Silver参考書の紫本についてご紹介【試験対策にはまずこの本】

Java Silverの参考書についてのお話です。
今回ご紹介するのは『オラクル認定資格教科書JavaプログラマSilver SE11』、通称「紫本」です。
この本を使った勉強がしっかりできていれば合格ラインの63%は十分超えられると思います。実際に試験を受けてそう思いました。

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この記事の内容
  • 紫本について
  • この本で勉強した感想

それではよろしくお願いします。

Java試験に関する参考書の一つで多くの人がまず手に取るのがこの本だと思います(たぶん)。

表紙が紫色なので「紫本」と呼ばれたりするみたいです。

他には「黒本」「白本」と呼ばれるJava Silver試験対策の問題集があります。
こうやって色で呼ぶのは、大学受験の過去問題集を「赤本」と呼んだりするのと同じ感じでしょうね。

本の構成

表にしてみました。
ページ数はおおよそです。

内容ページ数
0はじめに15ページ
1Javaプログラミング基礎30ページ
2変数と配列30ページ
3演算子と分岐文50ページ
4繰り返し文と繰り返し制御文30ページ
5クラス定義とオブジェクトの生成・使用50ページ
6継承とポリモフィズム80ページ
7例外処理50ページ
8モジュール・システム30ページ
9模擬試験170ページ
10模擬試験270ページ

第6章の「継承とポリモフィズム」が一番ページ数あります。

各章について

各章の内容について

0. はじめに

本書の冒頭部分です。

出題範囲や申し込み方法といったJava SE11認定資格の概要、本書の使い方、見出し、が記載されています。

1. Javaプログラミング基礎

Javaの基礎についてです。
ここで対象としているのは構文の基礎についてではなく、

  • Javaとは何か
  • Java環境のセットアップ方法
  • Javaのプログラムがどう動いているのか
  • 書き方の決まり
  • パッケージやインポートの役割

といったJavaの概念的なものについてです。

ここでJavaの概要を知ることができます。

2. 変数と配列

ここもJavaの基礎です。

この章からJavaプログラムの書き方について細かく学んでいくことになります。

ここでは

  • リテラル
  • 変数/定数
  • 配列

これらについて書かれています。

【リテラル】
整数、浮動小数点数、文字列…といったリテラルの種類について。Javaで特殊な意味を持つ文字や数字についても事細かに書かれています。少し数が多く大変ですがこれは覚えておきましょう。

【変数/定数】
変数や定数とは何か、書き方、変数のスコープ、型推論といったことが対象。NGとなる(エラーが起きる)書き方は何か、データ型と参照型の違いなどはしっかり押さえておきたいところです。また、JDK10から使用可能となったvarを使った型推論の考え方や書き方についても理解しておきましょう。この辺は試験問題でもよく出題されていた印象があります。

【配列】
配列とは何か、一次元配列と多次元配列が対象。多次元配列は一見わかりづらく思えるかもしれないですが、実はそれほど複雑ではないので身構える必要はないです。多次元配列として用意した箱に一次元配列(ex. ary[x])が複数入っているだけです。

3. 演算子と分岐文

ここでは

  • 演算子
  • 文字列の扱い
  • 型変換
  • 条件文

について書かれています。

【演算子】
計算で使う記号や比較するときに使う記号について。

【文字列の扱い】
ここではStringクラスとStringBuilderクラスが取り上げています。両者の特徴と違いについてしっかり理解しておくと良いです。

【型変換】
型変換の使い方やルールについて。また、ラッパークラスについても触れられています。

【条件文】
if文とswitch文についてです。これにより「〇という値を受け取ったら×の処理を実行する」といった条件分岐の実現ができます。ここからJavaの構文について学ぶことが多くなってきます。

4. 繰り返し文と繰り返し制御文

ここでは繰り返し文について書かれています。

  • while文
  • do-while文
  • for文
  • 拡張for文
  • 繰り返し制御文

といった繰り返し処理の書き方についてです。

繰り返し文の書き方は複数あるので、それぞれの構文の特徴や他の構文との違いは何かといったことを意識しておきましょう。また、breakやcontinueの役割についても押さえておきたいところです。

5. クラス定義とオブジェクトの生成・使用

この章では次のような内容が書かれています。

  • クラス
  • オブジェクト
  • コンストラクタ
  • インスタンス化
  • static
  • 可変長引数
  • カプセル化

クラス/変数/メソッドの定義や使い方、オブジェクト指向の概念について学べます。

この章と次の章は少し複雑なので、本の内容を見るだけで理解しようとはせず、実際にコードを書いて動きを確認すると良いと思います。

6. 継承とポリモフィズム

この章では次のような内容が書かれています。

  • 継承
  • オーバライド
  • thisとsuper
  • 抽象クラス
  • インターフェース
  • ポリモフィズム
  • コレクション

7. 例外処理

この章では次のような内容が書かれています。

  • checked/unchecked例外
  • try-catch-finally
  • throws/throw

8. モジュール・システム

この章では次のような内容が書かれています。

  • モジュールとは
  • コンパイル/実行の仕方
  • オプション

Java9から導入されているものです。コマンドの種類や使うファイルなどは押さえておくと良いと思います。

章末問題

各章の終わりにその章に関連した内容の問題が用意されています。

内容問題数
1Javaプログラミング基礎5問
2変数と配列13問
3演算子と分岐文18問
4繰り返し文と繰り返し制御文15問
5クラス定義とオブジェクトの生成・使用18問
6継承とポリモフィズム25問
7例外処理16問
8モジュール・システム7問

模擬試験

巻末に模擬試験が2回分用意されています。

問題数は80問、試験時間は180分、合格ライン63%と、実際の試験と同じ条件です。

1~8章の勉強が終わったら力試しで解いてみましょう。

試験直前チェックシート(付録)

1~8章の範囲で覚えるべきことが8ページにまとめられています。
この付録は本から取り外すことができるので自由に持ち運ぶことも可能です。

学習難易度

筆者の主観にはなりますが、学習難易度は普通かやや低めでした。
基本情報技術者試験よりも易しい印象です。

勉強時間

勉強時間は約50時間、期間は1カ月半でした。

参考までに。

まとめ

以上、Java Silver紫本についてでした。
この本はそこそこページ数がありますが、しっかりと勉強できれば試験に受かるレベルになっていると思います。
確実に合格しておきたい場合は、この紫本の勉強とプラスで黒本の問題集を解いておくと良いでしょう。

それではこれで終わります。

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