放置しているGoogleアカウントは今後削除されるようになるので注意です
今回は「非アクティブなGoogleアカウントの削除」についてです。
直近2年の間に使用されていないGoogleアカウントは無効とみなされて、今後は削除される可能性があります。久々に使おうとしたらログインできなかったり、いつの間にか消えていたということもあり得ます。
向こうとなる条件や削除を回避する方法などについて調べてみました。
- 無効なGoogleアカウントの扱いについて
- Googleが定義するアクティビティの種類
- 無効とみなされない例外パターン
- アカウントが無効となった場合
それではよろしくお願いします。
[参考] 無効な Google アカウントに関するポリシー - Google アカウント ヘルプ
このような周知が出ています。
削除対象となるアカウントの条件
特定の条件を満たすGoogleアカウントは無効とみなされて、今後Googleによって削除される可能性があります
これらに当てはまるGoogleアカウントは削除される可能性がある
- 個人のGoogleアカウント
- 直近2年の間に使用されていない
特定サービスのデータが削除される場合もある
同じように、Googleの特定のサービスを2年以上使用していない場合には、そのサービスのデータが削除される可能性もあります。
消えるかもしれないGoogleの特定サービスについて
- Google 検索
- Gmail
- Chrome
- マップ
- Youtube
- Googleフォト
- Google Pixel
- Googleアシスタント
- Android
- Google Pay
- Google Meet
- Google Nest
これらのサービスが対象として挙がっていました。
Googleが定義するアクティビティの種類
では、どのようなことをすれば利用しているとみなされるのでしょう。
Googleアカウントを利用したと見なされるアクティビティ
- Googleアカウントにログイン
- メールを閲覧する、送信する
- Googleドライブを利用する
- Youtubeで動画をみる
- 写真を共有する
- アプリをダウンロードする
- Google検索を利用する
- 「Google でログイン」の機能を使って外部のアプリやサービスにログインする
様々なパターンがありました。
無効とみなされない例外パターン
「2年以上利用していない」という条件を満たしても無効とみなされない場合もあります。
例外として削除対象にならないGoogleアカウントの条件
- 何らかの組織(職場や学校など)で設定されたGoogleアカウント
- Googleプロダクト、アプリ、サービス購入、定期購入にGoogleアカウントが使用された
- Googleアカウントに残高がある
- Googleアカウントで継続中の有効な定期購入がある
- Googleアカウントでアプリやゲームに課金している
- Googleアカウントが電子アイテム(本や動画など)の購入に使用されている
- Googleアカウントがファミリーリンクで未成年のアカウントを管理している
アカウントが無効となった場合
2年以上使っていない場合はGoogleに無効とみなされて削除対象のアカウントとなります。
アカウントが勝手に削除されるわけではない
無効とみなされたとしても、いきなり削除されるわけではないようなのでご安心ください。削除される前にいくつかの案内がされるみたいです。
Googleアカウントが削除される前に通知メールが届く
- 対象のGoogleアカウントに通知メールが届く
- 再設定用のメールアドレスに通知メールが届く(設定していれば)
2年以上使っていないGoogleアカウントのメールにはおそらく気付かない気がする。再設定用のメールアドレスのほうで気付ける可能性はありそう。
無効アカウントの削除が開始される時期
この規定によって無効とみなされたGoogleアカウントが削除されるようになるのは、2023年12月1日からだそうです。
まとめ
以上、『非アクティブなGoogleアカウントの削除』についてでした。
2年以上の利用がない個人のGoogleアカウントは削除の対象になるということですが、利用しているとみなされるアクティビティの種類は沢山あります。なので少しでも利用のあるアカウントなら削除される心配はなさそうです。
全く使っていないようなアカウントは、「2年以上利用なし」という条件を満たして、いつの間にか消えていたという事態になりやすそうなので注意が必要です。自身が保有しているGoogleアカウントを一度洗い出しておいたほうが良いかもしれません。
それではこれで終わります。