簿記3級対策で使える参考書をご紹介【見やすくてわかりやすい教科書】
簿記3級で使った参考書についてのお話です。
今回ご紹介するのは『みんなが欲しかった! 簿記の教科書 日商3級 商業簿記』です。読みやすくて初心者でも理解しやすかったです。
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知識なしの状態から簿記3級に合格!試験や勉強方法などについておさらいします
- 簿記の教科書について
- この本で勉強した感想
それではよろしくお願いします。
ご紹介するのはこの本。簿記の対策本です。
筆者は試験勉強ではこの本と同じシリーズの問題集を使用しました。
基本情報
- 著者:滝澤 ななみさん
- 出版社:TAC出版
- ページ数:396ページ
- 本の大きさ:21 x 14.8 x 2 [cm]
- Web特典:「模擬試験プログラム」「仕訳アプリ」「ワンポイントWeb解説」
本の構成
各章の見出し、ページ数、章末問題数をまとめます。
CHAPTER | 内容 | 問題数 | 全体ページ数 |
---|---|---|---|
0 | はじめに | - | - |
1 | 簿記の基礎 | - | 20ページ |
2 | 商品売買 | 10問 | 14ページ |
3 | 現金預金 | 16問 | 20ページ |
4 | 手形と電子記録債権(債務) | 7問 | 12ページ |
5 | 有形固定資産 | 3問 | 6ページ |
6 | その他の取引 | 32問 | 34ページ |
7 | 帳簿 | 15問 | 44ページ |
8 | 試算表 | 2問 | 16ページ |
9 | 伝票と仕訳日計表 | 5問 | 22ページ |
10 | 決算手続Ⅰ | - | 8ページ |
11 | 決算手続Ⅱ | 32問 | 44ページ |
12 | 決算手続Ⅲ | 8問 | 24ページ |
13 | 参考 | - | 18ページ |
大きく分けるとこうです。
chapter1-6は仕訳の話で、試験の第1問の範囲
chapter7-9は帳簿・試算表等の話で、試験の第2問の範囲
chapter10-12は決算の話で、試験の第3問の範囲
capter7以降の問題は仕訳問題だけでなく表を完成させるような問題が出てくるので1問の内容が濃いです。
学習難易度
筆者の感想としては、学習難易度は普通でした。
内容については「こういうものだ」と覚えたので特に問題ありませんでしたが、問題に慣れるというのが大変でした。電卓計算にも慣れていなかったので計算ミスが所々あったりして苦戦しました。
勉強時間
勉強時間は約41時間で、期間は2カ月でした。
教科書と問題集の2冊あわせた勉強時間です。
勉強方法は
1.教科書の各章の内容を読み込む
2.章末問題を解く
3.1と2を繰り返す
4.問題集を解く
6.全問正解するまで繰り返す
7.問題集の模擬試験を解く
この1~7を繰り返しました。
参考までに。
当書を使った感想
筆者の感想をまとめます。
いいね
・図解があるのでわかりやすい
・初心者でも理解しやすいような文章
・「各章の解説読み込み→章末問題を解く」、この流れで学習することで記憶に定着しやすい
・本の価格が安い
うーん
・モチベーションの維持が難しかった(本は関係ない)
まとめ
以上、簿記3級の参考書の『簿記の教科書』についてでした。
学習を進めていくなかで「財務諸表が読めるようになりたい」という当初の目標が達成できたので、それで終わりにしてもよかったのですがせっかくなので資格取得まで続けました。
この資格は独学でも十分に合格可能です。問題を繰り返し解いて素早く解ける状態にするというのが合格するコツかなと思います。あと、仕訳はできるようにしておきましょう。
それではこれで終わります。