【初心者向け】Excelの基本的な操作や機能についてあれこれ調べてみました
こんにちは。Hudeです。
自宅で使用しているPCが Microsoft Office が入っていない状態のものだったので、先日Excelだけインストールしました(※詳しいことはここの記事に書いています)。
もともとはマクロを作ってみようと思ってエクセルをPCにいれました。ですがその前に。
Excelは業務で使うこともありますが必要最低限のことしか知らないので、お勉強ということで基礎から学んでいこうかと思います。知らない部分や機能などが沢山見つかりそうで少し楽しみです。
ここではExcelの基本的な操作部分とその操作のショートカットキーがあればあわせて紹介、といった形で進めていきます。
使用しているのは Microsoft Excel 2019 です。
- どこに何があるのか
- セルの操作(入力と選択)
- 機能について(どんなことができるか、よく使いそうなものを対象に)
- 和差積商(足し算・引き算・掛け算・割り算)を関数を使って計算してみる
それでは始めます!
エクセルを起動して最初に表示される画面です。
「空白のブック」を選択するとまっさらな状態のシートが表示されます。
それ以外を選択すると各種機能の説明が記載されたシートが表示されます。ある機能について資料を見ながら確かめたい、といった場合は開いてみると良いかもしれません。
画面右上の絵文字(にっこり、がっかりの表情のやつです)は、これはフィードバック機能でMicrosoftに気に入った機能や問題点などを報告するときに使用するもののようです。
ここでは「空白のブック」を選択して新規ファイルを表示させます。
どこに何があるのか調べる
「空白のブック」 を開くとこのような表示に変わります。
いろいろとボタンやらなんやらが出てきました。
画面最上部(ファイルの保存など)
まずは一番上の部分について。
ここはクイックアクセスツールバーというところで、ファイルの保存・元に戻す・やり直すが設定されています。左からファイルの保存・元に戻す・やり直すの順に並んでいます。
ちなみにこの3つの機能にはショートカットキーがあり
ファイル保存・・「Ctrl」+「s」
元に戻す・・「Ctrl」+「z」
やり直す・・「Ctrl」+「y」
で同じことができます。
クイックアクセスツールバーは編集可能で別の機能(塗りつぶしとか)を新しく追加することもできます。
続いてはメニューバーの部分(ファイル、ホーム、…のところ)についてです
ホーム(メニュー)
ホームは大きく分けるとこのようになっています。
- クリップボード
- フォント
- 配置
- 数値
- スタイル
- セル
- 編集
クリップボード
クリップボードでは、コピー、切り取り、貼り付けなどができます。
ただ、コピーや貼り付けなどはショートカットキーを使ったほうが早く使い勝手も良いのでこのボタン群を利用する機会は少ないのかなーとは思いました。
ショートカットキーは
コピー・・「Ctrl」+「c」
切り取り・・「Ctrl」+「x」
貼り付け・・「Ctrl」+「v」
です。
フォント
フォントでは、表示形式の変更(太字、文字の色を変える、セルの塗りつぶし、etc…)ができます。
この部分は利用頻度が高いところだと思います。なので詳細は後述します。
配置
ここは、中央揃えや左揃えといったセルの配置について設定できるところです。
数値
ここは、数値に関する部分で%や通貨表記といったことができます。文字列、数値、日付、などセルの表示形式の変更もできます。
スタイル
ここには、条件付き書式、テーブルとして書式設定、セルのスタイル、といった機能があります。これだけだと?なのでもう少し書きます。
条件付き書式・・○○だったらセルの書式を××の状態に変更するといった条件付きの書式設定。
テーブルとして書式設定・・テーブルが手軽に作れる。色の組み合わせはお好みで決めることができる。
セルのスタイル ・・選択しているセルに対して変化を加える。色を変えたり表示形式を変えたり。
セル
ここでは、セルの挿入・削除、セルのサイズ変更、非表示・再表示、シート名の変更・移動・コピー、シートの保護、セルのロックなどができます。
編集
ここでは、関数のショートカット、セルのコピー、値などのクリア、並べ替え、フィルター、検索、といった機能があります。一部はほかのところにもある機能ですね。
ファイル(メニュー)
ファイルを選択すると初期画面と同じような表示に変わります。ここでは保存、印刷、新規ブックの作成などができます。
挿入(メニュー)
テーブル、グラフ、図形、画像、リンク、テキストボックス、ヘッダーフッター、リンク、数式や特殊文字、といったものを扱えます。
ページレイアウト(メニュー)
これは名前の通りです。ページのサイズの調整や挿入(メニュー)で追加した図形などの前後関係などを変えることができます。
数式(メニュー)
ここでは関数を扱えます。この関数を使うことで計算などが自動でできるようになるので便利です。足し算引き算といった関数は後述で紹介しますが、その他の関数についてはまた別の記事でいくつか紹介しようと思います。
データ(メニュー)
ここにはデータ操作に関する機能があります。大きく分けるとこのようになっています。
- データ取得と変換
- クエリと接続
- 並べ替えとフィルター
- データツール
- 予測
- アウトライン
データ取得と変換
ここでは、ファイル、Web、エクセルで範囲選択した部分といったところからデータを取得してテーブル(表)が作成できたりします。
クエリと接続
これは、SQL Serverなどのデータベース管理システムと接続してデータを読み込んだりできます。
並べ替えとフィルター
ここでは、選択したセルに対して並べ替えやフィルター設定ができます。フィルターを設定することで特定の条件を満たすもののみ表示させるといったことが可能になります。例えば、「あ」から始まる食べ物のみを表示させる、など。
データツール
ここでは、区切り位置を決めたり(タブで区切るなど)、重複するデータを削除したり、セルの入力規則を決めたりできます。入力規則ではリストから値を選ぶというような状態にセルの形式を変えたりできます。
予測
ここにはWhat-If分析というものがあります。「○○だった場合はどうなる」たシナリオをいくつか用意して結果を分析するといったもののようです。ちょっと気になるので今度試しに使ってみます。
アウトライン
行や列をグループ化(まとめる)ことができます。例えば、1行目から10行目をグループ化すると、1行にまとまって左側に現れる「+」をクリックすると1行目~10行目が表示されるようになります。ちょっぴり非表示に近いような気もします。
校閲(メニュー)
ここには、文章校正(スペルチェックなど)、翻訳、コメント、シートの保護、といった機能があります。
表示(メニュー)
ここは表示に関するところです。ブックの表示形式を変える、拡大縮小、新しいウインドウを開く、ウインドウ枠の固定、などがあります。あと、マクロの表示もここでできます。
ヘルプ(メニュー)
ヘルプです。困ったらここを確認すれば大体は解決するはずです。
画面下部(シートのところ)
シート名がここに表示されています。上の画像で「Sheet1」と表示されているところです。 右側にある「+」をクリックすると新しいシートを追加できます。「Sheet1」の部分を右クリックすると名前を変えたり色を付けたりシートのコピーができたりします。
ここまでが「どこに何があるか」の部分になります。結構沢山ありました。
セルの操作について
続いてはセル(文字を入力したりするところ)の基本的な操作方法についてです。
文字を入力する
緑色の枠に囲まれている部分が選択しているセルです。ここではB列の2行目にカーソルを合わせています。カーソルを合わせる(+ダブルクリック または「F2」)で文字が入力できます。
セルの範囲選択
複数の行や列に対して何らかの操作をしたいとき(塗りつぶしなど)は左クリック長押し または 「Shift」+ 「上下左右のキー」で選択できます。
行全体・列全体の選択
行全体・列全体を選択したいときは、見出しの部分 (「A」だったり「1」だったりのところ)をクリックすれば選択できます。
ショートカットキーは、
列全体を選択・・「Ctrl」+「space」
行全体を選択・・「Ctrl」+「Shift」
シート全体を選択・・ 「Ctrl」+「a」
です。これで同じことができます。
Excelの機能について(どんなことができる?)
ホーム(メニュー)のフォント
ざっとですがこんなことができます。
関数を使って加減乗除の計算をする
関数を使って足し算・引き算・掛け算・割り算をしてみます。
「=」+「何か」で関数として認識されます。
和・・「=」+「数字」+「+」「数字」
差・・「=」+「数字」+「-」「数字」
積・・「=」+「数字」+「*」「数字」
商・・「=」+「数字」+「/」「数字」
これで計算できます。
まとめ
ここではエクセルの基本的な部分について調べてみました。
エクセルって結構いろいろな機能があったと改めて知りました。必要最低限の作業ができればそれで十分な気もしますが、さらに深く知っておくといつか役立つかもしれません。なので今後どこかのタイミングで調べておこうと思います。
ちなみにMicrosoftの公式サイトにExcelヘルプのページがあるので載せておきます。
>【Microsoft公式サイト】Excel のヘルプとラーニング
以上です。