Java Silver試験に合格したので勉強方法とかまとめてみた

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今回はIT関連のベンダー資格であるJava Silverについてのお話です。
先日この資格試験を受験して合格したので、どんな勉強をしたのか、コツはなにか、受験当日の流れや注意点、などといったことをまとめておこうと思います。

この記事の内容
  • 試験結果について
  • どんな勉強をしたか
  • 使用した参考書/問題集について
  • 試験当日のお話(会場試験の場合)

それではよろしくお願いします。

※試験について(参考)
Java SE 11 Programmer I (1Z0-815-JPN) 試験 | Oracle University

結果自体は試験終了の際にその場でわかります。

試験後にOracleの認定システム(CertView)にて試験結果レポートというものが閲覧可能になるので、そちらを参照すると改めて結果を確認することができます。

まとめるとこんな感じ

  • 試験終わり(その場で結果わかる)
  • 登録したメールアドレス宛に合否のお知らせメールが届く(※試験後1時間以内にはメール来てた)
  • CertViewにログイン>試験結果>認定試験の合否結果を確認
  • 試験結果レポートが閲覧できる

以下がレポートです。
ここで自身の正解率と不正解だった項目の内容などが確認できます。

ただ、不正解だった項目のリストを挙げてくれているのは良いものの、問題は載っておらず何が間違いだったのかもわからないので、ちょっともやもやしたり。これについては「へぇー」と思うくらいしかないかも。

java silver 試験結果

次に続きます。

どんな勉強をしたか

試験を受けるにあたって自分がしたことをここでまとめます。

勉強時間について

まずは勉強時間についてです。

筆者の場合は、

  • 勉強期間は1カ月半
  • 勉強した時間は50時間くらい

です。これが多いのか少ないのかわかりませんが私はこんな感じでした。1日1時間ちょっとjavaの勉強するようなペースですね。

「〇時間勉強したら必ず受かる!」みたいなことはないと思うので、あくまで参考程度ということで。大事なのは机に向かった時間ではなくどんな勉強をしたのかですね。極端な話、要点を抑えているなら勉強時間を取らなくても問題ないんじゃないかと思います。

勉強の進め方

参考書問題集をメインに気になるところがあれば実際にプログラムを書いて動作を確認する、といったことをしていました。

以下の流れで勉強を進めていました。

  • 紫本(※詳細は後述)の説明部分を読む
  • 紫本の章末問題を解いてみる
  • 問題文に書かれたプログラムの動作が想像できない場合はEclipseで実際にプログラムを書いて処理の流れを確認する。
  • 上記を3回繰り返す。
  • 黒本(※詳細は後述)の各章の問題を解いてみる
  • 問題文に書かれたプログラムの動作が想像できない場合はEclipseで実際にプログラムを書いて処理の流れを確認する。
  • 上記を3回繰り返す
  • 紫本の模擬試験問題を解く(2回分ある)
  • 黒本の模擬試験問題を解く(2回分ある)
  • 模擬試験の問題解いて間違えたところを繰り返し解く

実際にプログラムを書いてみるというのは理解が深まるので少々手間かもですが良いと思います。
Eclipseは無料でダウンロードできるので入れておくと勉強するときに役立ちます。

使用した参考書/問題集

私が使っていた参考書と問題集について紹介します。全部で2冊です。

オラクル認定資格教科書 Javaプログラマ Silver SE11

1つ目はこちら。紫本と言われている参考書ですね。

この本は各章ごとに教科書のような解説と問題集が用意されています。各分野をしっかり網羅してくれているのでこの本の内容を把握しておけば試験突破できるんじゃないかとさえ思います。あと、比較的新しめなjavaの機能についても触れてくれているので勉強になることが多いです

試験対策として何を勉強すればよいかわからないというような場合はまずこれを手元に置いておくと良いと思います。

実際に使ってみて

いろいろと挙げてみました。

  • 解説を読んでから問題を解くことができるので知識が定着しやすい
  • 模擬試験が2回分用意してあるので試験直前の実力試しができる
  • 実は各問題のサンプルコードがWebにアップされているのでダウンロードできる
  • 解答の説明が程よく丁寧
  • 全体で500ページ以上あるので全て見終わるまでにそれなりの時間がかかる
  • それだけjavaに関する情報が多いとも言える
  • 分厚いし重いので持ち運びには適さないかも
  • この本に載っている問題とほぼ同じの問題が本試験でも出題されていた

徹底攻略Java SE 11 Silver問題集

2つ目はこちら。黒本と言われている参考書ですね。

これは問題集なので紫本のような各分野の解説ページはありません。ですが各問題の解答の解説部が紫本より丁寧に書かれているのでjava silverに関する理解がより深めることのできる良い本だと思います。

実際に使ってみて

  • 問題集なので紫本より多くの問題が解ける
  • 模擬試験が2回分用意してあるので試験直前の実力試しができる
  • へえーと思う問題がちらほらある
  • 解答の説明が丁寧でわかりやすい
  • 全体で600ページほどあるので全ての問題を解ききるまでにそれなりの時間がかかる
  • 紫本と同様に持ち運びには適さないかも

試験当日のお話

会場に着いたら

  • 受付の人から紙を渡されるので署名をする
  • 署名が終わったら顔写真を撮られる
  • カバンやポケットに入っているものをすべてロッカーに入れる
  • 身分証だけは出す
  • 受付の人からホワイトボードシート、ペン2本、スマホケース(ちょっと曖昧、受験番号が付いてた気がする)を渡される
  • 試験部屋に入りパソコンの前に案内される

身分証は運転免許証が無難のようです。受付のひと曰く「運転免許証が最強です。」とのことだったので。保険証などの場合は身分を証明できるものをプラスでもう一つ提示しないとダメだとか。

あと、会場によるのかもしれませんが私が受験した場所では、私物のティッシュの持ち込みも認めてもらえませんでしたね。念のためティッシュを持って行きたい旨を伝えると受付の人から2枚ティッシュを渡されてそれを試験部屋に持って行くことになりました。渡されたティッシュは使用有無に関わらず受付に返却するようにと言われたので驚きでした。くしゃみとか出たら2枚じゃ足りない気もしますけど。幸い私は使用する機会がありませんでしたが言われたとおりに試験後に返却しました。

試験について

  • 試験時間はパソコン上で試験開始ボタンを押してから150分間
  • 早く終わったら途中退室OK

CBT方式での受験は初めてだったのですが、一般的な試験とは雰囲気が違いましたね。

パソコンの初期設定/準備的なやつは試験官の人がやってくれるので試験部屋に入ったら指示に従っておけば特に問題ないです。

まとめ

今回はJava Silverの勉強方法や試験について書きました。

自分の感覚になってしまいますが試験対策には紫本を使った勉強をしておけば合格できるレベル(63%の正解率を出せるくらい)にはなると思います。紫本の勉強が終わって、まだ余力があり、さらに合格を確実なものにしたいという場合は黒本の問題集を解くようにすると良いでしょう。受験料も高いので試験を受けるのであればできれば1回で合格しておきたいところですよね。

この資格の勉強をすることでjavaの基礎的な部分の理解が深まった実感があります。構文問題や間違い探しのような問題ばかりなのですが、こういった基礎について深く考える機会というのはそんなにないのでそれだけでも学んでいて損はないのかなと思っています。

ここで学んだ知識が実際の現場業務で活かせるのかと聞かれると、「うーん」という反応になってしまいますけど、基礎の部分について知識があるかないかで書くコードに違いが出てくるんじゃないかと。

それではこれで終わります。

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