ノートパソコンのバッテリー寿命を確認する方法【Windows】
今回は「パソコンのバッテリー寿命を確認する方法」についてです。
電池の減りが早く感じるなど、体感で何となくバッテリーの状態はわかるものではありますが、現在のバッテリー状態を実際に確認できる手段もあります。簡単に確認できるので気が向いたらお試しください。
この記事では次の内容を取り扱います。
- パソコンのバッテリー寿命を確認する
それでは始めましょう。
実際にパソコンのバッテリー状態を確認してみます。
ここでは Windows の batteryreport を利用して確認をします。
ファイル名を指定して実行を開く
batteryreport を実行するために「ファイル名を指定して実行」を開きます。
- Windowsマークの上にカーソルをあてて右クリック > ファイル名を指定して実行
- キーボードの「Windowsマーク」を押しながら「R」を押す
どちらの方法で開いても問題ないです。
バッテリー状態を確認するコマンドを入力
「ファイル名を指定して実行」を開いたら、名前のところにコマンドを入力します。
入力するコマンド(batteryreport)
powercfg /batteryreport
「powercfg」と「/batteryreport」の間には半角スペースが1つ入るので注意です。
レポートが生成される
エクスプローラーを開いてユーザフォルダを確認します。
アドレスバーに「%UserProfile%」と入力するとユーザフォルダが開けます。便利なショートカットです。
powercfg /batteryreport を実行すると、ユーザフォルダの中に「battery-report.html」というファイルが生成されます。このファイルにバッテリーの状態が記載されています。
Batteryreportの内容について
「battery-report.html」を開くとこのような内容がブラウザで表示されます。
バッテリー状態を確認する場合に見るべき箇所は次の2つです。
- DESIGN CAPACITY:新品の場合の最大バッテリー容量
- FULL CHARGE CAPACITY:現在のフル充電したときの最大バッテリー容量
例として、このサンプルの状態を見てみると。
- DESIGN CAPACITY:32,004 mWh
- FULL CHARGE CAPACITY:27,150 mWh
- 現在の最大容量:27,150 ÷ 32,004 ≒ 0.85 = 85%
このような状態になっています。こちらのパソコンの現在のバッテリー最大容量は初期状態の約85%となっている、ということがわかります。
パソコンのバッテリー交換の目安について
一般的には。フル充電したときのバッテリー容量が初期状態の50%を切ったら交換の目安と言われているようです。30%を切るとパソコン操作に支障が出てくるみたいです。
30%-50%くらいになったら寿命が来たと思って、バッテリーの交換を検討しましょう。
おわりに
以上、「パソコンのバッテリー寿命を確認する方法」についてでした。
batteryreportを使うとバッテリーの状態を実際に確認することができるので便利です。現在のバッテリー状態がどうなのか、寿命が来たのかどうか、を判断するのに役立つので気が向いたときに確認しておくと良いかと思います。
それではこれで終わります。