利用中の光回線を引っ越し先でも使い続けるために必要なことを紹介【GMOとくとくBB光】
今回は「利用中の光回線は引っ越しするときにどうするのか」についてです。
住所変更後も現在と同じ光回線を使い続けたいときは、事前に移転手続きを済ませる必要があります。その後、引っ越し先でも光回線の開通工事を実施することになるので、場合によっては日程調整などが必要になってきます。
お使いの光回線について引っ越し時に検討すべきことは次のどちらかになると思います。
- 現在契約している光のサービスを解約する
- 移転手続きを済ませて新住所でも同じ光サービスを継続利用する
今回は後者の移転手続きについてご紹介します。引っ越し前の場所で使用していた光回線(ドコモ光、auひかり、楽天ひかり、などなど)を新住所でも継続利用することが可能です。
※ここではGMOとくとくBBの「GMO光アクセス(GMOとくとくBB光)」という光回線の場合を例として紹介します。
- 移転手続きを始めるべき時期
- とくとくBBで光回線の移転手続き
- 移転手続き完了後の流れ
- 業者訪問なしの開通工事の内容
- 移転先の引っ越し先の住居ですべきこと
それではよろしくお願いします。
現在お使いの光回線を引っ越し先でも利用したいと考えている場合、移転手続きをする必要があります。
また、移転手続きを済ませればすぐに引っ越し先でも利用できるわけではないので注意です。新しい住居で光回線の開通工事が終わらないと利用はできません。
引っ越し後になるべく早く新住居のインターネット環境を整えるためには、動き出す時期が大事です。
- 引っ越しすることになった
- 家が決まった
- 入居日が決まった ★この時点で動き出すと良い
- 新しく住む家に移動した
新住居の入居日が決まったら移転手続きを進めると良い
引っ越し先の入居日が決まった段階で移転手続きを済ませておくのがおすすめです。理由は2つあります。
- 移転手続きから回線工事完了まで最短で二週間程度(通常は一カ月くらい)かかる
- 入居日が決まった時点で手続きを済ませることで移転工事日を引っ越し日と同日にできる可能性がある
引っ越しを決めたり引っ越し先が決まった段階では入居日が確定していないので、この時点では適切な時期がまだわかりません。入居日直前や入居後であれば、移転手続きから工事完了まで早くても2週間は必要なので、引っ越し先で数週間は光回線が利用できない状態が続くことになります。
以上のことから、引っ越し先の入居日が決まったら光回線の移転手続きをして工事日の調整をするのが良いです。すぐにインターネットに繋げられないと困るという場合はこの時期に忘れずに手続きしておくとよいでしょう。
反対に、数日間は光回線が使えなくても問題ない場合は移転手続きのタイミングは特に気にしなくて良いです。
とくとくBBで光回線の移転手続きをする
GMOとくとくBBで光回線の移転手続きをします。
申し込みはWeb上で自分で実施します。とくとくBBの会員ページから申し込みができます。
GMOとくとくBBお客さまセンターに電話して相談する
まずはGMOとくとくBBに連絡をします。
電話で移転手続きはできないので、これは飛ばしてもOKです。何か事前に確認したいことなどがあればオペレーターの方に直接聞いておくとその後の手続きがスムーズに進められると思います。
>>電話はこちら(GMOとくとくBBお客さまセンター)
こちらに問い合わせすれば対応してくれます。
※0570から始まる電話番号です。電話料金が掛かります。
後で不備等があったら面倒だと思ったのでとりあえず電話をして聞いてみました。かつてのWiMAXの契約のことがトラウマになっていたので慎重になっていました。
電話をした場合は、オペレータの方が移転申し込みのサポートをしてくれます。
移転工事について(公式ページ)
>>GMO光アクセスの移転工事について|GMOとくとくBB (gmobb.jp)
BBNaviにログイン
手続きの流れについてです。
まずはとくとくBBの「BBNavi」にログインします。
移転の手続きフォームに移動する
ログイン後、以下の流れで移転手続きのページに移動します。
- ご利用サービスにある「GMO光アクセス」を開く
- 「詳細はこちら」を開く
- 「その他のお手続き」を開く
- 「移転」を選択
工事に必要な情報を入力する
工事に必要な各種情報を入力します。これが終われば移転手続きは完了です。
移転手続きで求められる情報を入力
- 光回線を利用する建物のタイプ
- 戸建て
- マンション・集合住宅
- 建物の所有形態
- 持ち家
- 賃貸
- 契約者情報
- 住所
- 入居日
- etc...
- 撤去工事希望日
- 現在住んでいる建物の光回線の撤去工事のこと
- 開通工事希望日
- 引っ越し先の建物の光回線の開通工事のこと
- 申込み前の手続き内容の確認
- 問題なければ申し込み
※ちなみに工事日を土日祝にすると工事費が通常より、3,300円増額されるようです
移転手続き完了後の流れ
申し込みが完了したら登録したメールアドレスに何回かメールが届きます。工事についての詳しい内容が確認できるので申し込み後はメールが来るのを待ちましょう。
どのようなメールが届くのか紹介します。
工事に関するメールが届く
- 【GMOとくとくBB】GMO光アクセス移転手続き受付完了のお知らせ
- 【GMOとくとくBB】GMO光アクセス工事日取得結果のご報告
- 工事日取得結果のご報告(返信メール)
移転手続き受付完了のお知らせ
BBNaviで移転申込みが完了すると次のメールが届きます。
- 【GMOとくとくBB】GMO光アクセス移転手続き受付完了のお知らせ
これは件名の通りの内容で、申し込みが完了したことを知らせる内容のメールです。このメールが届いたら、移転手続きがしっかりとできたと思っておけば良いと思います。
工事日取得結果のご報告
受付完了メールの次は工事日について記載されたメールが届きます。同日か遅くても次の日くらいにはこのメールも届くはずです。
筆者の場合は受付完了メールが届いてから30分後に届きました。
- 【GMOとくとくBB】GMO光アクセス工事日取得結果のご報告
このメールに仮の工事日が書いてあります。
工事の日程を確認する
- 移転元(今住んでいるところ)【20yy年〇月×日 --時~--時】
- 移転先(引っ越し先の住居)【20yy年×月△日 --時~--時】
移転の場合は、移転元と移転先の2か所で工事が必要になります。
移転元と移転先でそれぞれ日程が書いてあるので確認します。指定されている日時で問題なければ、問題ない旨を記載し、都合が悪ければ都合の良い日程を記載して、このメールに返信します。
3日以内に返信ができなければこのメールに載っている日程で工事の手配が進むので返信を忘れないように注意しましょう。
また、このメールには工事方法の記載もあるのであわせて確認しておきましょう。
例えば筆者の場合だとこうでした。
工事タイプを確認する
- 移転元:訪問工事なし。当日の立ち合いは不要。
- 移転先:訪問工事なし。当日の立ち合いは不要。事前に光コンセントの確認をしておくこと。
このようなことが記載されています。訪問工事がなしで工事ができるパターンでした。
訪問工事ありの場合は工事日当日に自宅に居る必要があるので日程調整が必要になることが多いかもしれません。
返信メール
上記の日程調整のメールに返信したあと、GMOから返信メールが届きます。このメールをもって工事日が確定します。あとは工事の日を待つだけです。
業者訪問なしの開通工事
光回線を初めて契約したときは「業者訪問あり工事」でした。今回の移転の時は「業者訪問なし工事」だったので、どのような流れで工事が進むのか、何をする必要があるかなどまとめます。
※業者訪問あり工事の話
>>光回線の工事って何するの?業者訪問などの工事パターンを教えてもらった【GMOとくとくBB光】
訪問なし工事の場合は、指定された時間に企業側(とくとくBBなど)で作業が行われているだけなので、作業日に必ず自宅に居る必要もないです。これは移転元でも移転先でも同じです。
移転元(引っ越し前の住居)ですべきこと
移転元でするべきことは特にないです。
引っ越しとともにすべきこと
- 移転元の工事日までにルータと貸与された中継器(光コンセントから引いた線とルータを繋いでいる機器)を取り外して引っ越し先に持って行く
- 貸与された中継器は返却しないといけない場合がある
- ルータは引っ越し先でも同じものが使える
※「中継器」という名称が正しいかわかりませんが、ここでは中継器として表現します。
移転先の引っ越し先の住居ですべきこと
引っ越し先ではいくつかすべきことがあります。
- 光コンセントの場所を確認
- 新しい中継器を受け取る(配送される)
- 中継器とルータを設置し接続確認(工事終了後)
- 移転元で使用していた中継器を返却(時間のあるときに)
光コンセントの場所を確認
これは意外と大事だったりします。
部屋によってコンセントの設置場所が異なるので事前に場所を把握しておくことをおすすめします。部屋によってはよくわからないところにあったりもする場合もあるらしいです。
新しい中継器を受け取る
新住所に新しい中継器が配送されるので受け取ります。
届いた箱の中に中継器、説明書、移転元で使用していた中継器を入れるための返送用封用などが入っています。
引っ越し先に配達されるもの
- 新住居用の中継器
- 取扱説明書
- 返送用封用※
※前の住居で使用していた中継器を入れる
ちなみにこれは体験談ですが、前述の工事日メールに「中継器の回収キットが現在住んでいる住所宛てに届くので・・」といったことが書かれてたので、引っ越し先の入居日直前までそわそわして待っていました。結局引っ越し前の住所には何も届かなかったのでどうしようかと思っていたところに、引っ越し先に届いた荷物の中に回収キット(大きめの封筒)が同封されていました。
なので中継器の交換がある場合は、私のようなパターンがあるかもしれないので注意です。
つまりこうです。
- 正:回収キットが引っ越し先の新住所宛てに届く
- 誤:回収キットが現在住んでいる住所宛てに届く
地域によって若干の違いはあるかもしれません。
新住居の光回線工事終了後に機器を設置して接続確認
工事が終わったらルータと中継器を設置します。
- 工事完了の連絡はない
- 工事の完了予定時刻を過ぎたら光回線の機器を設置する
- 有線と無線の両方で接続できるか確認する
- インターネットに繋がるか確認する
工事完了の連絡などは特にないので工事の時間が過ぎたら設置してしまって問題ありません。設置できたら有線と無線の両方で接続できるか確認します。パソコンやスマホ等で接続できたら、その状態でインターネットが使えるか確認できればそれでOKです。
ここまで確認できればもう光回線は利用可能なので、これまでと同じように使えば良いです。
引っ越し前の住居で使用していた中継器を返却
筆者の場合は必要だったので記載します。全ての方に該当するものではないのかもしれません。
引っ越し前の住居で使用していた中継器を返却しないといけなかったので、返却をしました。
返却の流れこうです。
中継器を返却する流れ
- 中継器の回収キット※1が届く
- 中継器を梱包して(プチプチ、段ボールなど)封筒に入れる
- 返却先の宛先が印字された着払い伝票※2を封筒の正面に貼付する
- コンビニか郵便局に封筒を持ち込み発送手配をする
※1 大きめの封筒です
※2 回収キットに同封されています
このような流れでした。
引っ越しが終わって余裕ができたタイミングで返却手続きを済ませましょう。筆者の場合は、ゆうパックの宅配伝票が同封されていたのでローソンに持ち込んで発送手続きをしました。なお、着払いのためこちらで配送料を支払うことはありません。コンビニに持ち込めば終わりです。
まとめ
以上、「利用中の光回線は引っ越しするときにどうするのか」についてでした。
紆余曲折あって光回線を利用するようになりましたが、使ってみると非常に便利だったので、GMO光アクセス(GMOとくとくBB光)を継続利用することにしました。
また、光回線の場合は利用するために回線の開通工事が必要で、それが終わらないと使えないです。なので、引っ越し先の入居日が確定したらなるべく早く移転手続きを済ませて工事の日程調整をすることをおすすめします。もう一つ、移転手続きを済ませる前に引っ越し先の建物に対象の光回線が通っていることの確認をしておくと良いでしょう。そうすることで、引っ越し先でどんな工事が必要になるのかが事前にわかります。こちらについてはGMOに電話してオペレータの方に聞けば調べて教えてくれます。
それではこれで終わります。